負担の少ないクリニック勤務もおすすめ
看護師は医療機関によって働き方が変わりますが、中でも病院は比較的忙しい職場となります。逆にクリニックは比較的落ち着いて仕事ができる職場が多く、全体的にバランスの良い職場と言えます。夜勤もないため勤務時間も働きやすい時間で負担が少ないです。そんなクリニック勤務について診療科別に紹介します。
皮膚科
皮膚科のクリニックは覚えることが少ない職場なので負担が少ないと言えます。基本の仕事は医師の診察補助となり、処置の介助や包帯巻きなどが仕事となるので難しい業務はありませんが、その一方でルーティンワークとなります。病棟勤務で忙しく働いていた人からすると、時間が経つのが遅く感じたり物足りなさを感じてしまうかもしれません。しかしその分身体的に負担が少ないので育児などを考えた働き方ではおすすめと言えます。
眼科
眼科は身体的にも精神的にも負担が少ないクリニックの診療科です。容態が急変するといったこともほとんどありませんし、身体介助を必要とする人もほとんどいません。そのため身体的な負担はとても少ないですし、精神的にもストレスが少ない職場と言えます。しかし眼科は特有の検査機器を使用するので使い方を覚えるまでに苦労をするという人もいます。
整形外科
整形外科は精神的な負担が少ないクリニックと言えます。整形外科は病気ではなく怪我をした人たちの治療をする診療科ですので、怪我をしている以外はとても元気な患者さんばかりです。しかし元気といっても怪我をしていることから身体的不自由を抱えている人もいるので、身体的な負担は大きい診療科と言えます。それでも精神的には負担が少なく、職場は明るくて活気に溢れたクリニックが多くなります。
心療内科
心療内科はクリニックの中で最も負担が少ない診療科と言えるほど、身体的にも精神的にも負担がかかりにくいです。精神科や心療内科のイメージは患者さんが暴れたり患者さんに暴言を吐かれたりといった印象があるかもしれませんが、心療内科は症状が軽い人や投薬で落ち着いている人を相手にしますのでそういうことはほとんどありません。業務も身体的介助など体力を使う仕事はほとんどなく、診療の案内と採血や点滴となります。
そして心療内科のクリニックが負担が最も少ないと言われるポイントは残業が少ないということです。プライバシーが重要なので完全予約制のクリニックが多く、時間通りに業務が進んでいくため急なタスクが入るということもないので残業もほとんどありません。