看護師の働きやすい職場環境

産休から復職までの実績

産休や育休は法律で定められている全ての労働者の権利ですので、産休を取得できない医療機関や会社というのは日本には存在しません。しかし実際には産休を取得してから職場に復帰できているかどうかというのはまた別の問題となり、看護師の職場である病院では比較的復職までの環境が整っている場合が多いですがそれでも復職できなかったという話もあります。
また、人手不足などの理由から取得しづらい雰囲気があったり、権利を行使するのが気まずいと思ってしまったりする場合もあります。さらにそんな状態でも無理やり育休を取得してしまったので職場り戻りづらくなったという人もいます。
そのため働きやすい職場を探す際にポイントとなるのが、産休から復職までの実績がある病院かどうかという点です。産休から育休を取得して現場に復帰したという看護師の人が多く在籍している職場であれば、妊婦や育児をしながら働く看護師のサポート体制が整っていると判断できます。

ライフステージが近い看護師の割合

同じ世代の看護師の比率が高い職場はライフステージが近いということもあり、結婚や出産などの悩みを相談しやすい環境となっていることが多いです。また職場に対しても同じ要望を持つ人が多いことから、要望を通しやすく働きやすい環境が出来上がりやすいという判断ができます。
ライフステージの違う人が多い場合や世代の違いを感じることが多い場合には、昔のことを引き合いに出されてしまい失敗してしまうこともあります。昔の人とは違う時代になっているため、自分たちの時はこうだったと言われてしまい要望を言い出しにくくなってしまうことがあります。

さまざまな働き方が選べる

現在は働き方改革が進められている一環で、看護師はフレックス勤務や時短勤務などのさまざまな働き方を選ぶことができます。しかしまだ制度が導入されてから日が浅いということもあり、まだまだ多様な働き方が選べる職場というのは限られています。働き方の選択肢が多ければ多いほど結婚後や育児中でも無理することなく働けるため、働きやすい環境であるということが言えます。